特別展「やまと絵 -受け継がれる王朝の美-」10/11より東京国立博物館にて開催
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展示構成と見どころ
平安時代前期に成立したやまと絵は、千年を超す歳月のあいだ、さまざまな変化を遂げながら連綿と描き継がれてきました。本展は、日本絵巻史上最高傑作として名高い「四大絵巻」(源氏物語絵巻、信貴山縁起絵巻、伴大納言絵巻、鳥獣戯画)が30年ぶりに集結するほか、「神護寺三像」(伝源頼朝像、伝平重盛像、伝藤原光能像)、「三大装飾経」(久能寺経、平家納経、慈光寺経)など、平安時代から室町時代の優品を精選し紹介するものです。総展示件数は約240件。そのうち7割超が国宝と重要文化財となります。
■これぞ日本美術の王道!教科書で見た「あの」作品が目白押し
教科書や美術全集などでおなじみの作品が一堂に集結。総件数約 240 件の7割超が国宝、重要文化財です。
■やまと絵の真髄を多様なジャンルの作品から探る
絵画のみならず、書跡や工芸作品など、やまと絵の美意識を支えた同時代の作品も数多く出品します。
■展示期間ごとに変わる名品の数々
四大絵巻、神護寺三像、三大装飾経など、超豪華作品が入れ替わりでお目見えします。
主な展示品
重要文化財 浜松図屛風 室町時代・15~16世紀 東京国立博物館蔵
重要文化財 浜松図屛風(左隻、部分)室町時代・15~16世紀 東京国立博物館蔵
重要文化財 浜松図屛風(右隻、部分)室町時代・15~16世紀 東京国立博物館蔵
重要文化財 浜松図屛風(右隻、部分)室町時代・15~16世紀 東京国立博物館蔵
国宝 片輪車蒔絵螺鈿手箱 平安時代・12世紀 東京国立博物館蔵 展示期間:10月11日(水)~11月5日(日)
国宝 寝覚物語絵巻(部分) 平安時代・12世紀 奈良・大和文華館蔵 展示期間:11月7日(火)~11月19日(日)
重要文化財 佐竹本三十六歌仙絵 壬生忠峯 鎌倉時代・13世紀 東京国立博物館蔵 展示期間:10月11日(水)~11月5日(日)
重要文化財 紫式部日記絵巻断簡(部分)鎌倉時代・13世紀 東京国立博物館蔵
国宝 平治物語絵巻 六波羅行幸巻(部分)鎌倉時代・13世紀 東京国立博物館蔵 展示期間:10月11日(水)~11月5日(日)
国宝 一遍聖絵(巻第七、部分)法眼円伊筆 鎌倉時代・正安元年(1299)東京国立博物館蔵 展示期間:10月11日(水)~11月5日(日)
重要文化財 砧蒔絵硯箱 室町時代・15世紀 東京国立博物館蔵
重要文化財 清水寺縁起絵巻(巻上、部分)土佐光信・光茂筆 室町時代・永正14年(1517) 東京国立博物館蔵 展示期間:11月7日(火)~12月3日(日)
源氏物語図扇面 伝土佐光元筆 室町時代・16世紀 東京国立博物館蔵 展示期間:10月11日(水)~11月19日(日)
重要文化財 日月山水図屛風 室町時代・16世紀 東京国立博物館蔵 展示期間:日図:10月11日(水)~11月5日(日)/ 月図:11月7日(火)~12月3日(日)
重要文化財 月次風俗図屛風(第八扇、部分)室町時代・16世紀 東京国立博物館蔵 展示期間:10月11日(水)~11月5日(日)
開催概要
会 期 | 2023年10月11日(水)-12月3日(日) ※会期中、一部作品の展示替えおよび巻替えがあります。 |
開館時間 | 9:30-17:00 ※金曜・土曜は20:00まで開館(総合文化展は17:00閉館) ※入場は閉館の60分前まで |
休館日 | 毎週月曜日 ※ただし本展のみ11月27日(月)は開館 |
会 場 | 東京国立博物館 平成館 |
住 所 | 〒110-8712 東京都台東区上野公園13-9 |
問合わせ | 050-5541-8600(ハローダイヤル) |
音声ガイド | 夏木マリ・石澤典夫(アナウンサー) |
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料金
一般:2,100円、大学生1,300円、高校生900円 ※中学生以下は無料
※ 土・日・祝日は事前予約が必要です。
プレゼント
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