特別展「蔦屋重三郎 コンテンツビジネスの風雲児」
展示構成と見どころ

本を、人を、時代をプロデュースした蔦重の全体像
多彩な出版活動を通し、人々が楽しむものを追い求め続けた蔦屋重三郎。その活動をみつめれば、「本」のみならず、優れた作者を育て、時代そのものをつくり上げた手腕が浮かび上がります。本展では蔦重の全体像を約250作品でご紹介します。
歌麿・写楽のあの作品も、じつは蔦重仕込み
蔦重は喜多川歌麿、東洲斎写楽をはじめとする名だたる絵師を発掘し、その魅力を最大限に生かした浮世絵を企画・出版しました。浮世絵黄金期と呼ばれる18世紀末の浮世絵界を代表する名品が一堂に揃います。
大河ドラマ「べらぼう〜蔦重栄華乃夢噺〜」(NHK)との連携
2025年放送の大河ドラマ「べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~」と連携し、大河ドラマの世界を展覧会で再現。蔦重が活躍した頃の江戸の街タイムトリップしたような空間をお楽しみいただきます。
公式ホームページはこちら
蔦屋重三郎とは
「蔦重」こと蔦屋重三郎(1750~97)は、江戸時代も後半にさしかかろうとする頃、貸本業から身を起こし、社会状況の変化をつぶさにとらえ、まさにメディア王にのぼりつめました。
浮世絵師のなかでも、とくに名高い歌麿や写楽を見出し、プロデュースしたことで知られています。また黄表紙や洒落本といった文芸のジャンルでも、時流をつかみ、数々のベストセラー作品を生み出しました。敏腕プロデューサーであり、稀代のマーケターでもあったといえます。彼は、まさに時代の風雲児といってよいでしょう。
主な展示品
開催概要
会 期 | 2025年4月22日(火)-6月15日(日) |
開館時間 | 9:30-17:00 ※毎週金・土曜日、5月4日(日・祝)、5日(月・祝)は20:00まで開館 ※入場は閉館の30分前まで |
休館日 | 毎週月曜日、5月7日(水) ※ただし、4月28日(月)、5月5日(月・祝)は開館 |
公式HP | tsutaju2025.jp |
会 場 | 東京国立博物館 平成館 |
住 所 | 〒110-8712 東京都台東区上野公園13-9 ![]() |
問合わせ | 050-5541-8600(ハローダイヤル) |
料金(消費税込)
※ 未定
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