特別展「古代DNA―日本人のきた道―」国立科学博物館にて開催
当ページのリンクには広告が含まれています。
特別展「古代DNA―日本人のきた道―」
展示構成と見どころ主な展示品

遺跡から発掘された古代の人々の骨に残るごく僅かなDNAを解読し、人類の足跡をたどる古代DNA研究。近年では技術の発展とともに飛躍的な進化を遂げ、ホモ・サピエンスの歩んできた道のりが従来想像されていたよりもはるかに複雑であったことが分かってきました。
本展では、日本各地の古人骨や考古資料、高精細の古人頭骨CG映像などによって、最新の研究で見えてきた遥かなる日本人のきた道と、集団の歴史が語る未来へのメッセージを伝えます。
主な展示品
DNA情報に基づいて作成された船泊23号 (北海道の縄文人)復顏 国立科学博物館蔵
相谷熊原遺跡出土土偶 縄文時代草創期 滋賀・相谷熊原遺跡 滋賀県蔵
動物足跡付須恵器 古墳時代終末期 兵庫・見野6号墳 姫路市教育委員会蔵
4号人骨 旧石器時代 沖縄・白保竿根田原洞穴遺跡 沖縄県立埋蔵文化財センター蔵
海岸部の縄文人 縄文時代晩期 宮城・里浜貝塚 奥松島縄文村歴史資料館蔵
クマ形土製品 縄文時代晩期末~弥生時代 岩手・上杉沢遺跡 二戸市文化財埋蔵センター蔵 ※展示は複製品(国立歴史民俗博物館蔵)
青谷男性頭骨 弥生時代後期(2世紀) 鳥取・青谷上寺地遺跡 鳥取県立青谷かみじち史跡公園蔵
青谷男性人骨 青谷上寺朗(復顔) 鳥取県立青谷かみじち史跡公園蔵
現状でもっとも古い渡来系弥生人が使った朝鮮半島系の甕 弥生時代前期(紀元前7世紀) 福岡・比恵遺跡 福岡市埋蔵文化財センター蔵
馬形埴輪 古墳時代(5世紀) 大阪・茶山2号墳 羽曳野市教育委員会蔵
古墳人骨(頭骨) 古墳時代前期末 岡山・久米三成4号墳第1主体 岡山理科大学蔵
ニホンオオカミの頭骨 江戸~明治時代 神奈川・清川村 清川村蔵
イヌの頭骨 縄文時代 愛媛・上黒岩岩陰遺跡 慶應義塾大学蔵
北上する南島人 縄文時代後期末〜晩期初め 鹿児島・宝島大池B遺跡 国立歴史民俗博物館保管
輸出用イモガイと御守りのシャコガイ 弥生時代併行期(2000年前) 沖縄・沖縄本島 木綿原遺跡 世界遺産座喜味城跡ユンタンザミュージアム蔵
現生貝(左)と貝釧粗加工品(右2点) 古墳時代中期から後期 鹿児島・沖永良部島 西原海岸 個人蔵
玉類と貝輪 続縄文前半期 北海道・有珠モシリ遺跡 東北芸術工科大学保管
エムシ(太刀) 17世紀 北海道・有珠4遺跡 北海道伊達市教育委員会蔵
開催概要
会 期 | 2025年3月15日(土)-6月15日(日) |
開館時間 | 9:00-17:00 ※入場は閉館の30分前まで ただし毎週土曜日、4月27日(日)~5月6日(火・休)は19:00まで延長(入場は18:30まで)。 常設展示は4月26日(土)~5月6日(火・休)は18:00閉館(入場は17:30 まで)。 それ以外の期間、常設展示は17:00 閉館(入場は16時30分まで)。 |
休館日 | 月曜日、5月7日(水) ※ただし3月31日(月)、4月28日(月)、5月5日(月・祝)、6月9日(月)は開館。 |
公式HP | ancientdna2025.jp |
会 場 | 国立科学博物館 |
住 所 | 〒110-8718 東京都台東区上野公園7−20  |
問合わせ | 050-5541-8600(ハローダイヤル) |
音声ガイド
ナビゲーター:井上 咲楽(タレント)
ナレーター:斉藤 茂一さん(声優・ナレーター)
料金(消費税込)
※( )内は前売り券料金
一般・大学生 | 2,100円(2,000円) |
小・中・高校生 | 600円(500円) |
未就学児は無料。
おすすめの美術館・博物館開催情報
あわせて読みたい
国立科学博物館
国立科学博物館 展覧会ニュースはこちら
〒110-8718 東京都台東区上野公園7−20
この記事をシェア!