特別展「チ。 ―地球の運動について― 地球(いわ)が動く」
展示構成と見どころ主な展示品

本展は、人類史上もっとも大きなパラダイムシフトの一つである天動説から地動説への転換を、テレビアニメ「チ。 ―地球の運動について―」のハイライトシーンとともに紹介します。オリジナルムービーやフォトスポットなどから作品の世界観に没入することができるだけでなく、観測技術に関する展示などを体験することにより、天文学を身近に感じ、宇宙について楽しみながら学ぶことができる展覧会です。
地球はじっとしてない⁉ 本当の動きを探しに行こう!

「地動説研究ノート」を片手に、謎を解き明かそう!

会場入り口で配布される「地動説研究ノート」を手に、本展を巡りながら、各所に散りばめられた問題をクリアすると、本展限定のオリジナルステッカーをプレゼント。「考える」ことと「知る」ことの楽しさを味わえる展示構成になっています。
「地動説」の研究・普及という壮大なミッションに挑戦しながら、探求の面白さを体感いただけます。知識と好奇心を駆使し、地動説の証明 に挑みましょう!

「第1章:地動説との出会い」
まずは、地動説と出会う場面から始まります。「チ。 ―地球の運動について―」の世界を巡りながら、作中で登場した天文学の考え方を学んでいきます。会場で実際に触れる古代の天体観測用機器「アストロラーベ」の体験や、満天の星が映し出される空間を通ることで、天文学をより身近に感じることができるでしょう。
「第2章:地動説の証明」
次に、天文学の実験を通じて地動説の証明を体験します。天動説では金星は満ちることはありませんが、地動説の考えでは満ちて見えるとされています。どちらが正しいでしょうか。会場では金星の見え方を展示で体験することによって、「チ。」のキャラクターたちの感動を追体験できます。
「第3章:地動説の普及」
続いて、地動説を広めた技術に注目します。世界を変えてきた三大発明「火薬」、「羅針盤」、「活版印刷」。なかでも活版印刷は地動説を当時の社会に広めるのに大きな役割を果たしました。活版印刷に使われる活字を実際に組み替えて印刷する工程を体験することにより、地動説の広がりに想いを馳せることができるでしょう。
「第4章:地動説の過去~現在~未来」
最後の章では、地動説を広めた偉人の功績に加え、現代の観測技術を学ぶことができます。夜空に光る星を肉眼で観測することから始まった地動説。そうした宇宙への関心や研究は、どのように現代に受け継がれてきたのでしょうか。過去から現代に至る観測技術の歩みを学んでいきます。
活版印刷の体験
物語の中で「地動説」普及の要となる活版印刷の体験ができるコーナー
『チ。』展 オリジナルグッズ
本展オリジナルグッズもご用意!「チ。 ―地球の運動について―」のキャラクターグッズだけでなく、普段使いもできるグッズも!


※画像はイメージです。実際の商品とはデザイン・仕様が一部異なる場合がございます。
※商品の数に限りがございますので、売り切れの際はご容赦ください。
『チ。』オリジナルグッズ
ポスターコレクション チ。 地球の運動について バラエティポスター

「週刊ビッグコミックスピリッツ」2022年20号に4ページに渡り掲載された、『チ。』最終話幻のカラーイラストを豪華な一枚のポスターとして制作。『チ。』の物語を紡いだキャラクターが一堂に会する様子は、圧巻。
仕様にもこだわっています。※B2(515×728mm)のビッグサイズ、専用輸送箱に入れてお届け。
チ。 -地球の運動についてー 豪華版(全8巻セット)

【豪華版、4大ポイント!!】
1)本体表紙には、1枚絵となる美しいグラフィック。
2)大量の文字情報でデザインされた透明PET製カバー。
3) 本体の上部には銀箔を貼り付けることで塵や埃から紙を守る「天銀」仕様。
4)宇宙を『チ。』のロゴの形に切り取ったような、インパクトある全巻収納BOX。
スカパーJSAT Superbird-9


衛星放送でおなじみの「スカパー!」を運営するスカパーJSATは、日本の民間企業で初めて通信衛星を打ち上げた、宇宙ビジネスのパイオニア。地上にある人々の生活から宇宙空間までをビジネスフィールドとする、アジア最大の衛星オペレーターです。
Superbird-9は、スカパーJSAT初となる次世代のフルデジタル衛星です。2027年に「Starship」での打ち上げが予定されており、運用開始後、15年以上の運用を予定しています。
開催概要
会 期 | 2025年3月14日(金)-6月1日(日) |
開館時間 | 10:00-17:00 ※入場は閉館の30分前まで |
休館日 | 火曜日(ただし、3/25、4/1、4/29、5/6は開館) |
公式HP | chi-special-exhibition.jp |
会 場 | 日本科学未来館 1 階 企画展示ゾーン |
住 所 | 〒135-0064 東京都江東区青海2丁目3−6 ![]() |
問合わせ | 03-6758-2394(平日10:00-17:00) |
料金(消費税込)
グッズ付チケット「蓄光アクリルコースター」

大人(19歳以上) | 2,200円 |
大人(19歳以上)/グッズ付き | 3,200円 |
18歳以下(小学生以上) | 1,500円 |
18歳以下(小学生以上)/グッズ付き | 2,500円 |
未就学児(4歳以上) | 500円 |
未就学児(4歳以上)/グッズ付き | 1,500円 |
※3歳以下 | 無料 |
※障害者手帳、受給者証などの証明書をお持ちの方は本人および付き添いの方1名まで無料
※常設展も観覧可
※ドームシアターは別料金(要予約)
「チ。 ―地球の運動について―」

2020年9月~2022年4月に小学館「週刊ビッグコミックスピリッツ」で連載。15世紀のヨーロッパ某国を舞台に、「地動説」を命懸けで探求する人々を描いたフィクションで、漫画家「魚豊」氏の人気作品です。第26回手塚治虫文化賞のマンガ大賞ほか、数々の賞を席巻。単行本の累計発行部数は350万部を突破、2024年10月よりNHK総合にてアニメ放送中。





