展示構成と見どころ主な展示品
正倉院宝物は、東大寺の重要な資財を保管する倉であった正倉院正倉に伝来した宝物群です。正倉院展では、およそ9000件にも上る正倉院宝物の中から毎年60件前後が公開されます。75回目の開催となる本年も、調度品、楽器、服飾品、仏具、文書といった正倉院宝物の全体像がうかがえるラインナップで、宝物の魅力を余すことなく伝えます。
主な展示品
正倉院宝物の歴史は、天平勝宝8歳(756)6月21日、聖武天皇(しょうむてんのう)の四十九日である七七忌に際して光明皇后(こうみょうこうごう)が天皇遺愛の品を大仏に献納したことにはじまります。献納された品々は、そのときに作成された献納品のリスト『国家珍宝帳(こっかちんぽうちょう)』に記載され、正倉院宝物の中核に位置付けられています。本年はその中から、『国家珍宝帳』の筆頭に記載される「九条刺納樹皮色袈裟(くじょうしのうじゅひしょくのけさ)」(刺し子縫いの袈裟)をはじめ、「漫背八角鏡(まんぱいのはっかくきょう)」(無地の花形鏡)や「鳥草夾纈屛風(とりくさきょうけちのびょうぶ)」(板じめ染めの屛風)などが出陳されます。中でも袈裟は、聖武天皇の仏教への篤い信仰を象徴する品として、正倉院宝物を代表する屈指の名宝です。
【今回の出陳宝物】:59件(北倉9件、中倉24件、南倉23件、聖語蔵3件) うち6件は初出陳
開催概要
会 期 | 2023年10月28日(土)-11月13日(月) |
開館時間 | 8:00~18:00 金・土・日曜日、祝日は20:00まで |
休館日 | 会期中無休 |
公式HP | https://shosoin-ten.jp/ |
会 場 | 奈良国立博物館 東新館・西新館 |
住 所 | 奈良県奈良市登大路町50番地 |
料金(消費税込)
一般 | 2,000円 |
高大学生 | 1,500円 |
小中高生 | 500円 |
奈良国立博物館 | コントレイル
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