「ロン・ミュエク」展、4/29より森美術館にて開催

当ページのリンクには広告が含まれています。

「ロン・ミュエク」展

展示構成と見どころ主な展示品

ロン・ミュエク(1958年オーストラリア生まれ、英国在住)は、革新的な素材や技法、表現方法を用いて具象彫刻の可能性を押し広げてきた現代美術作家です。人間を綿密に観察し、哲学的な思索を重ねて制作されたミュエクの作品は、洗練され、生命感に溢れ、孤独、脆さや弱さ、不安、回復力といった人間の内面的な感情や体験を巧みに表現しています。ロンドンのロイヤル・アカデミー・オブ・アーツで開催された「センセーション:サーチ・コレクションのヤング・ブリティッシュ・アーティスト」展(1997年)への参加で注目を集めて以来、世界各地で個展を開催してきました。日本では、2008年に金沢21世紀美術館で回顧展が開催されて以来、2度目の個展になります。

実際の人物よりもはるかに大きく、あるいは小さく造られるその彫刻は、私たちの知覚に対する先入観への挑戦でもあります。同時に、実際に存在していそうであるというリアリティに肉迫する一方で、鑑賞者一人ひとりの解釈や思索を促す曖昧さも残しています。神秘的でありながら圧倒的な存在感を放ち、私たちと身体との関係、そして存在そのものとの関係を問いかけます。

ロン・ミュエク《イン・ベッド》

本展は、作家とカルティエ現代美術財団との長きにわたる関係性によって企画されたもので、2023 年パリの同財団での開催を起点とし、ミラノとソウルを経て、森美術館で開催されます。大型作品《マス》(2016-2017年)など作家の主要作品を中心に初期の代表作から近作まで11点を展示し、作品の発展の軌跡を深く洞察します。そのうち6点は日本初公開で、特に初期の代表作《エンジェル》(1997年)の出展はまたとない機会になるでしょう。また、フランスの写真家・映画監督のゴーティエ・ドゥブロンドによる、作家のスタジオと制作過程を記録した貴重な写真作品と映像作品も併せて公開し、ミュエクの比類なき彫刻がどのように生み出されるのかを明らかにします。

ロン・ミュエク《マスクⅡ》

ロン・ミュエク略歴

1958年オーストラリア、メルボルン生まれ、1986年より英国在住。映画・広告業界で20年以上働いた後、1990年代半ばに彫刻の制作を開始。1996年、ロンドンのヘイワード・ギャラリーで開催された展覧会で、ポルトガル人画家パウラ・レゴの絵画と共に彼の彫刻《ピノキオ》(1996年)が展示され現代美術界にデビュー。翌年、他界した父親を小さく表現した《死んだ父》(1996-1997年)が、同地のロイヤル・アカデミー・オブ・アーツで開催された「センセーション:サーチ・コレクションのヤング・ブリティッシュ・アーティスト」展に出品され注目を集める。以来、ミュエクは世界各地の権威ある美術館で作品を発表。近年ではソウルやオランダのハーグ、直近では2025年12月から2026年4月12日かけてシドニーにて個展を開催した。日本では、十和田市現代美術館に《スタンディング・ウーマン》(2007年)が常設展示されている。一作品を制作するために数ヵ月、時には数年を要することもあり、過去30年間に制作された作品総数は50点程しかない。

開催概要

会 期2026年4月29日(水・祝)-9月日(水・祝)
開館時間10:00-22:00
※入場は閉館の30分前まで
 (火曜日のみ17:00まで、ただし5月5日[火・祝]、8月11日[火・祝]、9月22日[火・祝]は22:00まで)
休館日会期中無休
会 場森美術館
住 所東京都港区六本木6-10-1 六本木ヒルズ森タワー53階
問合わせ050-5541-8600(ハローダイヤル) 
楽天カード入会ポイントでお得に旅行!
格安航空券
格安宿
国内旅行サイト
レジャー・チケット購入サイト

国立科学博物館マンスリーサポーター|地球の宝を守りつづける

おすすめの美術館・博物館開催情報
おすすめの美術館・博物館開催情報
この記事をシェア!
  • URLをコピーしました!