田名網敬一 記憶の冒険
田名網敬一 プロフィール
1936年東京生まれ。武蔵野美術大学卒業。アートディレクター、グラフィックデザイナー、映像作家など、そのジャンルを横断した類まれな創作活動により、他の追随を許さない地位を築いている。近年の田名網の主要な展覧会として、「パラヴェンティ:田名網 敬一」(プラダ青山店、東京、2023年)、「マンハッタン・ユニヴァース」(ヴィーナス・オーヴァー・マンハッタン、ニューヨーク、2022年)、 「世界を映す鏡」(NANZUKA UNDERGROUND、東京、2022年)、「Keiichi Tanaami」(ルツェルン美術館、スイス、2019年)、「Keiichi Tanaami」(ジェフリー・ダイチ、ニューヨーク、2019年)。また、グループ展としてポップアートの大回顧展「インターナショナル・ポップ」(ウォーカー・アート・センター、ダラス美術館、フィラデルフィア美術館、アメリカ、2015-2016年)、「世界はポップになる」(テート・モダン、ロンドン、2015年) などがある。パブリックコレクションに、ニューヨーク近代美術館(アメリカ)、ウォーカー・アート・センター(アメリカ)、シカゴ美術館(アメリカ)、M+(香港)、ナショナル・ポートレート・ギャラリー(アメリカ)、ハンブルガー・バーンホフ(ドイツ) など多数。
展示構成と見どころ
国際的に高い評価を得る日本人アーティスト、田名網敬一(1936-)の初となる大規模回顧展です。
幼少期に経験した戦争の記憶とその後に触れたアメリカ大衆文化からの影響が色濃く反映された、色彩鮮やかな作品で知られています。本展は当時の資料を含めて田名網が手掛けた膨大な作品を紹介することで、これまで包括的に捉えられることがなかった、その60年以上におよぶ活動を「記憶」というテーマのもとに改めて紐解こうとするものです。
本展は多方面から注目が集まる田名網が現在まで探究を続けている、虚実が入り混じった記憶のコラージュのような作品世界を存分に体感していただける待望の機会となるでしょう。
田名網敬一《森の掟》2024年
顔料インク、アクリル・シルクスクリーン、ガラスの粉末、ラメ、アクリル絵具/カンヴァス
250×200cm
©Keiichi Tanaami / Courtesy of Nanzuka
主な展示品
開催概要
会 期 | 2024年8月7日(水)-11月11日(月) |
開館時間 | 10:00~18:00 ※毎週金・土曜日は20:00まで ※入場は閉館の30分前まで |
休館日 | 休館日:毎週火曜日 |
公式HP | 田名網敬一 記憶の冒険 |
会 場 | 国立新美術館 |
住 所 | 106-8558 東京都港区六本木7丁目22-2 |
お問い合わせ | 050-5541-8600(ハローダイヤル) |
料金(消費税込)
※ チケット情報は後日、国立新美術館ホームページ等でお知らせします。
一般 | 2,000円 |
大学生 | 1,400円 |
高校生 | 1,000円 |
中学生以下 | 入場無料 |