建立900年 特別展「中尊寺金色堂」
展示構成と見どころ
中尊寺金色堂は藤原清衡(1056~1128)によって建立された東北地方現存最古の建造物で、2024年に天治元年(1124)の上棟から900年を迎えます。これを記念して開催する本展では、堂内中央の須弥壇に安置されている国宝の仏像11体を一堂に展示するほか、かつて金色堂を荘厳していた国宝・金銅迦陵頻伽文華鬘(こんどうかりょうびんがもんけまん)をはじめとするまばゆいばかりの工芸品の数々をご紹介します。また、会場内の大型ディスプレイでは8KCGで原寸大に再現された黄金に輝く金色堂とその内部を間近にご覧いただけます。世界遺産・平泉の迫力のある文化と歴史の粋をどうぞお楽しみください。
主な展示品
開催概要
会 期 | 2024年1月23日(火)-4月1日(日) |
開館時間 | 9:30~17:00 ※最終入場は閉館の30分前まで |
休館日 | 月曜日、2月13日(火) (注)ただし、2月12日(月・休)は開館 |
公式HP | chusonji2024.jp |
会 場 | 東京国立博物館 本館 特別5室 |
住 所 | 〒110-8712 東京都台東区上野公園13-9 |
問合わせ | 050-5541-8600(ハローダイヤル) |
料金(消費税込)
※ ( )内は前売り
一般 | 1,600円(1,400円) |
大学生 | 900円(700円) |
高校生 | 600円(500円) |
特別展「中尊寺金色堂」・「本阿弥光悦の大宇宙」セット券あり
ニュース
「中尊寺金色堂 デジタルで解き明かす900年の謎」放送
国宝 中尊寺金色堂は奥州藤原氏の初代 清衡によって900年前に建立されました。 平安時代末期に建てられた金色堂は、外観、内観、そして仏像もすべてが金で覆われ“皆金色(かいこんじき)”と称される世界でも唯一無二のお堂です。 金色堂は保護のために覆堂という建物に覆われ、さらに丈夫なガラススクリーンで仕切られているため、近づくことができません。そこでNHKは中尊寺と共同で、金色堂の立体データを記録することに挑戦。仏像や建物をあらゆる角度から1万枚以上撮影、フォトグラメトリーと3Dスキャンの点群データを合わせて超高精細の3DCGを制作、“デジタル金色堂”を作り出しました。これを使えば360度、自由な視点で金色堂を見てゆくことができます。 番組ではスタジオに325インチのLEDモニターを設置、“デジタル金色堂”を映し出し、900年経ったいまでも研究者を悩ませる謎をゲストや専門家と解き明かしてゆきます。
【放送予定】
NHK総合
2月11日(日) 午後1時50分
NHK BS8K
1月21日(日) 午後7時00分
(再放送)
1月22日(月) 午後2時30分
1月24日(水) 午後5時00分
1月26日(金) 午前11時30分
1月28日(日) 午後2時00分
1月30日(火) 午後6時30分
2月1日(木) 午前11時00分
2月3日(土) 午後8時30分